「私は退屈です」は”I’m boring”?それとも”I’m bored”?

「ed」で終わる形容詞と「ing」で終わる形容詞

英語の形容詞は様々ありますが、比較的多いのが「ed」で終わる場合と「ing」で終わる場合の2つの形容詞。

この2つのタイプの形容詞はペアになっていることが多く、結構間違えやすいので注意が必要です。

「私は退屈です」は”I’m boring”?それとも”I’m bored”?

例えば「boring」と「bored」。この2つの形容詞は「(人を)退屈させる」という意味を持つ動詞「bore」から派生した形容詞です。

タイトルにも書いた「私は退屈です」。この日本語、実は2種類の意味に取れますね。「私は退屈な人間です」という意味と「私は退屈しています」という意味です。このように日本語で書くと曖昧にも書けてしまうのですが、英語ではこうはいきません。「私は退屈です」というどちらでも取れるような英語は存在しないのです。

なので「私は退屈です」はある意味直訳することができず、”I’m boring”なのか”I’m bored”なのかをはっきりさせなければなりません。

“I’m boring”と”I’m bored”の違い

では英語で”boring”と”bored”はどのように用法が違うのか詳しくみていきましょう。

まずはboringから。上にも書いたようにこの形容詞は動詞”bore”から派生しています。基本的に動詞にingの付いている形の形容詞は性質を表します。

例えば

He is boring. (彼は退屈な人間だ)

This is a boring book. (これは退屈な本だ)

の文の中でboringは「彼」や「本」の性質(退屈である)を表しています。

一方でedの付いている形容詞は基本的に状態を表します。

例えば

I was bored with my life. (人生に飽き飽きした)

は自分が人生に退屈しているという状態を表しています。

この2つの種類の形容詞は非常に間違えやすく、例えば「疲れた」と言いたい時に

I’m tiring. (正しくは “I’m tired.”)

と言ってしまったり、「この仕事にはイライラさせられる」を

This job is frustrated. (正しくは “This job is frustrating.”)

と言ってしまったりすること、よくあるんじゃないでしょうか?

「ed」は受け身、「ing」は能動的

では間違えないようにするためにはどうすればいいか?

基本は『「ed」は受け身、「ing」は能動的』と覚えればいいのかなと思います。「bore」で言うと

I’m bored ⇒ 私は退屈させられている ⇒ 退屈だ

This job is boring ⇒ この仕事は退屈させる ⇒ この仕事は退屈だ

となります。

英語の動詞は「bore」⇒「○○を退屈させる」、「surprise」⇒「○○を驚かせる」のように「人を○○する」という使役的な形が多いためにこういったことがおきます。日本語だと「退屈する」「驚く」とう、より能動的な表現が多く、英語の表現に慣れないためによく間違えるのかな、と思います。

やや間違えやすい2つのタイプの形容詞ですが、使いこなせるようになれば表現の幅も広がります。ぜひマスターしてください。

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